「給食のおかわり」という仁義なき戦いを担任としてどう捌くか

教職課程では教わらなかったけど、現場に出たらすぐに必要になることは山のようにありますが、「給食のおかわりをどう捌くか」はその一つだと思っています。

 

給食の時間は、配膳も含め、生徒たちの人間関係が見えやすい時間でもあります。

 

「◯◯さんお休みだから、私の分作ってくれる?」と給食当番から声がかかったり、当番からお皿やお椀を受け取るときに自然と「ありがとう」という言葉が出てきたりします。

 

その一方で、自分が好きなものを人のお皿から取ってしまう、逆にいらないものを他人に押しつける、片付けのときに自分の食器を人に片づけさせる…などなど、望ましくない行動が見えがちです。

 

そして、給食の時間中、生徒間でいざこざが起きやすいのはおかわりのときです。

 

勤務先では、アレルギー関連の事故を防ぐため、おかわりをしたい生徒は「いただきます」の後に配膳台まで来ることになっています。

 

なるべく公平に決めたいと思うので、勝手に持っていこうとする生徒に目を光らせつつ、唐揚げやゼリーなど個数が決まっているものはジャンケンで決めることが多いです。

 

ジャンケンは、生徒同士でやることもあれば、ハンバーグ1個に対して5,6人殺到した場合は、私とジャンケンしてもらうこともあります。

 

なんにせよ、生徒たちが納得する形でおかわりタイムが終えられるよう、おかわり奉行の任務を遂行するのみですね。