「ミスをしたらすぐに自分で報告すること」を徹底しているわけ

来週に引退試合をするので、それに向けて部員全員で色紙を作っています。

 

最近は便利なものが増えて、100均に行けば色紙とシール状になっているメッセージカードが売っているので、それを買って生徒に配り、書いてきたものを貼るスタイルです。

 

ただ、「先週の金曜日にいったん提出せよ」と指示したメッセージカードを出せない一部の生徒たち。

 

金曜の時点では「忘れたの? じゃあ、来週の月曜に出してね」と伝え、生徒たちは「は〜い!」と返事をしていました。

 

そして、今日はその月曜日。

 

金曜日に確認したにも関わらず、提出してこない部員がちらほらいました。

 

その部員たちに対して、私がぴしりと言ったのは「月曜に出すように言ったのに、今日出せないのはなぜか自分の言葉で説明しなさい」。

 

私が就職してからというもの、"依頼されたもの締切までに提出できないというのは著しく信用を下げる"というのは身をもって知っています。なお、事務さんと話しているとそれが如実にわかります。

 

ただ、生徒たちも私も人間です。忘れることもあります。

 

だから、私は「1回目のミスは許容し猶予を与える」方式をとることが多いです。

 

また、自分でそのミスを正直に言い出せないと周りも自分も困ることになるので、「何かやってしまった場合はすぐに報告する」ということを常々生徒たちには言っています。

 

2年生はこのことをよくわかっているので、先述のカードを2度持ってき忘れた子は、すぐに私のところに来て、「忘れました。すみません。次の練習のときに持ってきます」と言いにきていました。

 

1年生はまだよくわかっていないのか、その場でもじもじとしていたので、「もし忘れたなら自分で言いにきなさい」と言ったら、「今日忘れました。すみません」と言いにきました。

 

生徒たちのミスに関しては、教員側でフォローするものとなあなあにしてはならないものがあると思いますが、提出書類の締切に関しては、なあなあにしてはならない部分だし、そこは譲れないと思っています。