「やる気がないならやめろ(帰れ)」
↑私自身は直接言われたことはないものの、こうした言葉を指導者から投げかけられることは今でもあるのかもしれません。
この言葉はかなりズルい言葉だと思います。
指導者と競技者は上下関係にあることが多いです。実際に帰ったら「あいつ本当に帰ったぞ」と言われてレギュラーを外されたり、居場所をなくしたりする可能性があります。
そうなると、本心とは違っても「大丈夫です!」「やる気あります!」と言わざるを得ません。
せっかくその競技に興味があってやっているのに、指導者の一言でその競技を嫌いになってしまうのは実にもったいない。
なにもそんな言い方しなくても…、と思うし、自分は絶対にそんな声かけはしないと心に決めています。
部活で指導をしていると、長岡出身の偉人である山本五十六の言葉が身にしみます。
「やってみせ、言って聞かせてさせてみて、誉めてやらねば人は動かじ」
まずは誉めること、認めることから始めないといけないんですよね。
できていないところばかりに目を向けていては、お互いに嫌になるのは当たり前。
生徒たちの良いところに目を向けられるような余裕を持ちたいです。
それにしても、土日の2日間どちらも半日部活なのは地味につらい…