やってみせ、言って聞かせてさせてみて、ほめてやらねば人は動かじ(部活動編)

新人戦の審判長の講評で、

●剣先の強さ

●間合いの攻防

●ためて打つ

↑この3つが足りていないというお話があったので、ころ3つを意識した練習をしています。

 

ただ、この3つは剣道に特徴的な考え方、用語なので、初心者の割合が多いチームでは、そのまま言っても生徒たちの頭に「?」が飛んでしまいます。

 

「剣先の強さ」「間合いの攻防」は"相手の中心をとって打つ"、「ためて打つ」は"我慢して、相手が出てきたところをねらう"などと言い換える必要があります。

 

また、生徒が私の話を聞いてうんうんうなずいていても、実際はあまりわかっていないなんてことはよくある話。

 

今まではわりと言葉で説明していましたが、体で覚えなければならない部分は実際に竹刀を合わせたほうがわかりやすいんだろうなと思いました。

 

「やってみせ、言って聞かせてさせてみて、ほめてやらねば人は動かじ」とは、郷土の偉人である山本五十六の言葉ですが、教育現場のあらゆる場面で「その通りだよなぁ」と感じます。