先日、家庭教師先でうれしいことがありました。
私は現在3人の生徒さんを担当していますが、そのうちの1人が今年中学3年生で受験を控えて頑張っています。
その子は私立志望なので1月中旬で入試が終わる予定です。
そのため、保護者の方に「入試までは週に2回で、指導は1月中旬くらいまでということでよろしいですか?」と確認したら、「え? 本部の方から話聞いてないんですか?」という反応。
何のことだろうと思っていたら、中1の妹さんの指導を引き続きやってほしいとのことでした。
その話を聞いたとき、とてもうれしかったです。
私は4月には教員になるので家庭教師のアルバイトはどんなに長くても3月までしかできません。もし引き続き妹さんの指導をするにしても、私は実質2か月くらいしか担当できないことになります。普通なら新しい先生に担当してもらった方がいいと思います。
それでも私にお願いしたいと言ってもらえたのは、保護者の方も生徒さんも私を信頼してくださっているのかなと思い、とてもうれしかったのです。
念のため本部に確認したら「妹さんの方は新規の契約なので新しい先生を紹介する予定です」とのこと。「ですよね」と思いつつ、「引き続き指導してほしい」という保護者の方の言葉には、信頼が目に見える形で表れているようで、心が温かくなりました。
信頼は一朝一夕でできるものではありません。静かに、ゆっくりと雪が降るように積もっていくものだと思います。
「信頼してるよ」なんてわざわざ言うことでもないので、相手に対する信頼を表現することはとても難しい気がします。
だからこそ、ふとしたときに相手からの信頼が垣間見えるとうれしい気持ちになるのかな。