ここ最近の”アート成分”の補充方法

美術館を愛してやまない私にとって、自由に美術館に行けない今はかなりつらい。

 

4月末あたりに2泊3日で東京にある美術館をひたすらはしごする旅を計画していたのだが、緊急事態宣言のため中止。

今は県をまたいだ移動が可能になり、東京の美術館でも展覧会が再開されてはいるが、さすがに東京に行こうという気にはならない。

東京国立博物館で開催予定だった「鳥獣戯画展」が来春に延期になったのが唯一の救いかな。

chojugiga2020.exhibit.jp

 

何にしろ、今の私には”アート成分”が圧倒的に足りていない。

でも、おいそれと外出はできない…

ということで、最近アートを補充するべく始めたのが次の2つ。

 

①DailyArt

DailyArtは、日替わりで世界の名画を楽しむことができるアプリ。

www.bijutsukentei.com

毎日決まった時間に、その日の絵とその絵に関する簡単な解説を届けてくれる優れもの。

しかも無料(ここ重要)。

今までは美術館でたくさんの作品を一度に見る、という鑑賞方法しかとってこなかったが、こんな感じで毎日ちょっとずつアートに触れることができるのもいいなぁと思う。

 

②AI画伯

自分の顔写真を西洋肖像画風にしてくれるサービス、「AI画伯」。

ai-art.tokyo

昨日教えてもらってさっそく使ってみた。

スマホ内の写真を選択するだけで、AIが顔の特徴を抽出し、30秒かからないくらいで西洋風肖像画にしてくれる。

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「新米画伯」モードと「上級画伯」モードがあるのがおもしろい。

 

しかも、画家の選択肢が思っていたよりも多く、バラエティに富んでいる。

出来上がった肖像画を見て、ピカソの青の時代、ルノワールモディリアーニなど、それぞれの画家のタッチや特徴をしっかりおさえているなぁとちょっと感動した。

 

アートとAIといえば、少し前に手塚治虫のマンガをAIが学習し、新作「ぱいどん」を作ったというニュースを耳にし、驚いた。

robotstart.info

AIと人間が「漫画の神様」の新たな作品を生み出すとは…。

そのうち、「亡くなった作家の新作」が新たに作られたりして。

 

おうちでもアートに親しむことができる世の中になったが、それでも美術館で実際の作品に対峙するのは私にとっては至福の時間。

 

気兼ねなく美術館に行けるようになればいいなぁ。