先を見越して今行動できるか

今日のゼミでのお話。

 

「人口は急激に増えても減ってもひずみが生じる。なるべくならフラットなのがいい」と、西川先生。

 

人口が急に増える→教員が大勢必要になる→たくさん採用する→人口が減る→教員がそんなに必要なくなる→採用数を減らす

その結果、年齢構成がいびつな職員集団ができあがる。

 

ベテランは多く、中堅が少なく、若手も多いという集団は上下関係ができてしまうため、集団としては動きにくくなるし、経験の伝達もされにくい。

 

中堅が頭を使い、若手が動き、ベテランが守る

こんな職場なら働きやすいだろうなと思う。

 

場当たり的に採用するのではなく、先を見据えて一定数を採用し、人材を育てていければ一番いいと思う。ただ、残念ながら今の教育現場にその余裕はないのだろう。

 

ただ、さまざまな都道府県の採用試験の要項を見ていると、全国的に採用数の少ない高校でも、毎年一定数採用している自治体もある。

 

それだけでは判断できないが、採用数の推移は自治体に余裕があるかないかのバロメーターになるのかも。

 

自分自身の行動もそうだ。

 

将来を見越して、目標から逆算し、思い切って行動に移せているか。

 

M1は、学び直して方向性を模索する1年だった。

M2は、学んだことをもとに成長する1年にする。