昨日のニュースで、第7回高校生ビジネスプラン・グランプリが開催されたことを知った。Facebookページを見てみると、今年は4000件近いエントリーの中から大阪府立三国丘高校のチームがグランプリに輝いたそうだ。
https://www.facebook.com/grandprix.jfc/
過去のグランプリのプラン概要を見ると、
「階段昇降によって運動不足の解消・健康増進を図ろうとするユーザー向けに、専用アプリを開発するプラン」
「安全な蚊除け商品開発ブランド」
など、目の付け所がおもしろいなぁというプランが数多くある。
日本には起業家が少ないという。「新しく起業するより、名の知れた大企業に勤めた方が安心」という考えを持つ人が多いからかもしれない。
しかし、今後は終身雇用制が崩壊し、働きながら自分の能力を高め、自分をより高く買ってくれる企業に転職していく、というスタイルに変化する可能性も十分ありうる。
そして、ニッチな、大企業が参入しないようなフィールドで起業する人もどんどん出てくるだろう。
起業は、”0から1を生み出す営み”である。学校教育は既存の知識を身につけることに重点が置かれがちであり、なかなか新たなものを生み出すことは扱われにくい。
全員が起業する必要はないと思うが、「起業したいな」と考える生徒がいたら、「こんなコンテストあるよ」と紹介できるよう、自分自身も視野を広げておこう。まぁ、「起業したい!」と考えるような生徒は、そういったところまでリサーチ済みなんだろうけれど。