教採の面接と『学び合い』

教員採用試験の2次試験が迫ってきている。お盆が過ぎたら怒涛のラッシュである。つるべ落としのように時間が過ぎていくんだろうなぁ、と思う。

 

「講師経験あり、教職大学院で学んでいる、こんな素敵な人材が他にどこにいる!」という自負が半分、「そうは言っても、本番で力が出せなきゃダメなんだよなぁ」という不安が半分。何にしろ、自分にやれることをやるだけなのだけれど。

 

私が現場で実践したいのは、徹頭徹尾『学び合い』である。のらりくらりと一斉授業でごまかすような過去の自分には戻りたくない。

 

ただ、それを教採の面接や自己PRで言う必要はないかな、とも思っている。

 

『』という固有名詞を相手がどう思うかはわからないからだ。

 

そもそも『』を面接官が知らなければ、その説明をしなければならない。面接時間は限られている。無駄はなるべく省きたい。

 

場合によっては、『』に拒否反応を示す人かもしれない。そうなったら終わりである。

 

そうしたリスクを考えると、「主体的・対話的で深い学び」「協働学習」のような、人当たりのいい言葉を選ぶことになる。

 

しかし、面接官とは初対面で相手のことがわからない以上、仕方のないことかなと思う。

わかる人にわかればそれでいいんだし。

 

私の頭の中の西川先生も、「わかる人に語ればいいんだよ。ははははは」とおっしゃっているので、それを信じて突き進むのみ。