子どもに名前をつけるとしたら

今日、友人とLINEをしていて名前の話になった。

 

「子どもに名前をつけるとしたら、どんな名前にする?」

 

友人は、名前をつけるとしたら画数にもこだわると言っていたので、いい機会だと思い、自分の名前を画数診断サイトでチェックしてみた。

 

どうやら、私の名前はけっこう良いらしい。「天格」といって、苗字自体はあまり良くないらしいが、苗字と名前(人格)、名前自体(地格)、名前全体(外格)の相性はかなり良い方だった。

 

名前の音は父親が、漢字は母親が考えたらしいので、両親に感謝せねば。

 

私の名前は、音自体はありふれたものなのだが、この音の名前ではあまり使わない漢字を使用している。変換しても一発で出て来ないことが多かったため、「ちょっと面倒だなぁ、なんでこの漢字使ったんだろう」などと思うこともあった。でも、最近名前をほめられたこともあり、だんだん自分の名前を好きになりつつある。

 

名前は、親から子への最初にして最大の贈り物ではなかろうか。

よほどのことがない限り、一生その名前で呼ばれ続けるのだ。その人にとって最も書く機会が多い言葉でもある。

 

だから、世の親は姓名判断やら画数やら漢字辞典なんかとにらめっこして、我が子の名前を考えるのだろう。

そして、「こんな風に育ってほしい」と願いを込めて名付けるのだろう。

 

だから、私は講師をしていたとき、生徒の名前には細心の注意を払っていた。4月頭には、授業を受け持つ生徒の名前に全てふりがなをつけるくらいには徹底していた。生徒のアイデンティティの1つである名前は最大限尊重しなければならない。

 

冒頭の「」の質問の答えだが、私なら響きがよくてオーソドックスな名前にするだろうな、と思う。人生で何度も呼ばれる以上、誰からも間違われない名前である必要があるかな、と考えているからである。(まあ、教師の卵の立場で言うと、呼びやすいのが一番、っていうのもあるけれど)