生徒が人生相談してきたので真剣に答えてみた

給食を食べ終わった後、ときどき席が近い生徒と話すことがあります。

 

目の前の生徒たち2人が箸の持ち方の話をしていました。そのうちの1人は自分の箸の持ち方が変わっていることを自覚しており、「先生、箸の持ち方って変えられますか?」と聞いてきたのです。

 

私は「もう10年近くその持ち方ならなかなか変わらないんじゃない」と答えた後、さらに「食事のマナーは気にする人は気にするよ。将来結婚するのであれば、箸の持ち方みたいな細かいことでも許容できる人と一緒になれるといいね」と続けました。

 

そうしたら、その生徒、結婚願望はないとのこと。

 

結婚願望がないのであれば、と、ここぞとばかりにお金の話をしました。すぐに動かせる貯金も大切だけど、先を見据えて投資もしていくといいよ、なんていろいろと話しました。

 

 

そして、今日の進路面談では、ある生徒から「大学って行ったほうがいいんですか? 最近、大学行かないと終わるみたいに言うじゃないですか」と尋ねられました。

 

そのため、

・この世には高校で卒業して働いている人もいること

・生涯年収は大卒の方が高いかもしれないが、それは正規で採用されたとき。大卒にも関わらず、非正規雇用になることもある。大卒の場合、自分で就活を進めなければならない。

・高卒の場合は生涯年収は大卒よりも低くなることが多いが、高卒であれば基本的に正規雇用だし、就活では高校の先生方が面倒を見てくれる。高卒で働けば大卒で働くより4年早く社会に出られる。

・高卒後の進路を見据えて、志望校の選択をしていくと良い。

などなど。

 

 

そういえば、ここのところ生徒たちの人生相談にのることが多いなぁと思って書いてみました。