職員室の3年部のところで、卒業まであと何日かという話題になりました。
今朝はホワイトボードに100日と書いてあったのですが、放課後には130日に。
みんなで「あれ? 増えてる?」という話になり、私が思わず「早く卒業にならないかなぁ」と口走ったら、近くにいた先生から「3年の担任がそれを言ったらおしまいだよ〜」とすかさずツッコミが入りました。
「1年の中で一番長い2学期が始まったばかりなんだから」と言われ、「たしかに。気長に付き合っていくか」と思いました。
もちろん、今担任しているクラスの生徒たちはみんなかわいいですし、思い入れもあります。「卒業までにどうにかしてあげたい」という気持ちもあります。それでも、心が疲弊してくると冒頭のように「早く卒業にならないかなぁ」という思いに侵食されてしまいます。
西川研にいて良かったと思うのは、「自分の力だけではどうにもならない生徒がいる」ということを身をもって感じることができたことです。
「どうにかしてやりたい」と思いつつも、「きっと自分の力ではどうしようもないんだろうな」とどこか冷静に眺めることができている、はず。
自分の中で、「早く卒業にならないかな」と「卒業までの時間を大切に過ごしたい」という気持ちのバランスをとっていかねばならないですね。
そして、思ったことをそのまま口に出すのは控えなければ。口は災いの元。