今日は人権教育・同和教育の講演会でした。
部落差別や結婚差別のお話が中心だったのですが、講演をしてくださった方の言葉で印象に残っているのは「親の幸せは子どもが幸せでいること」。
その方自身、子どもが生まれてからそのことを実感したそうです。
親と自分の考えが違ったときは、すぐに諦めるのではなくて、「その選択をしたときに自分がどのように幸せになるのか」について親と話をしてほしいし、幸せな姿を見せてほしいと熱く語っていらっしゃいました。
私は親になったことがないのでまだよくわからないのですが、生徒の保護者も同じような気持ちなのかなぁ、とちょっと思いました。
生徒たちは1日24時間のうち実に3分の1の時間を学校で過ごします。学校で過ごす時間の良し悪しが、生徒たちの幸せに大きな影響を及ぼすのだろうと思います。
生徒たちの今の幸せはもちろん、生涯の幸せを保障することはできているだろうか。
私にとって、教育の根幹とも言える問いを改めて考え直す機会になりました。