錬成会に不慣れな私と生徒たち

今日の午前中は錬成会でした。

市内の何チームかが集まってひたすら練習試合。

 

剣道の錬成会は会場内に複数ある試合場をぐるぐると回りながら試合をするのですが、生徒が交代で審判をしたり、短時間でたすきの色を赤から白に変えなければならなかったりとなかなかに煩雑なのです。

 

そのため、慣れていないと試合の進行を妨げてしまうこともしばしば。

 

コロナ禍でなかなか外部での錬成会ができなかったこともあり、1年生の初心者は今回が初錬成会でした。

 

そのため、最初は「次はどこに行けばいいんだろう?」「何をすればいいんだろう?」といちいち2年生の先輩に聞くという受け身な姿勢でした。

 

2年生の子は2年生の子で、経験者が自分一人しかいないという状況で、うまくまわりを見ながら1年生に指示を出すというのが難しいようでした。

 

そのため、

・受け身な姿勢をやめて、次に自分がどう動けばいいか各自が考えること

・相手より先に先に攻めること

↑この2つを徹底するように伝えました。

 

そして、5人のところを4人で回さなければならずに生徒たちはてんやわんやだったので、試合記録は私がつけ、うろうろしているのがいたら指示を出し、試合中気を抜こうものなら「先!先!」「次!」「そこ!」と檄を飛ばす私でした。

 

錬成会終了後の疲労感は普段の3割増しでした。

 

それでも、1週間後の大きな大会に向けて、生徒たちは自らの課題に気づけたよう。

 

井の中の蛙ではなく、他校と試合をして、もまれて強くなっていってほしいなと思っています。