附属中での授業参観研修を終えて

初任研の一環で、授業参観研修に参加しました。

 

午前中に国語と道徳の授業を拝見し、午後はその授業研究でした。

 

国語の授業を参観して、私の授業では音読の位置づけが曖昧だったなぁと感じました。

 

私はよく、ペアで「。」読みをするという音読方法を取ることが多いです。これは、クラス全体で1人ずつ読むとなると、寝てしまう生徒が出てくる可能性が高いためです。

 

ただ、何のために音読するのか、その音読をその後の授業内容にどうつなげていくのかという視点が欠けていたなと思いました。

 

参観した授業では、句点で交代しながら1人ずつ読んでいくという"リレー読み"をしていたのですが、クラス全体でのリレー読みだと、

・順番が回ってくる回数がペアのときよりも少ないので、じっくり本文に目を向けることができる

・自分の番が回ってきたら音読しなければならないので、適度な緊張感がある

という利点があるなと感じました。

 

道徳の授業は、教科書教材をもとに「裏切り」について考える内容でした。

 

ロイロノートを活用して電子黒板で共有する、ペアで話す、ペアで話したものを板書を使って全体で共有する、班で考える、ホワイトボードにキーワードを書くなど、生徒の考えを共有する方法はいろいろあるんだなぁと思いました。

 

「附属だからできる」というのは確かにそうなのですが、勤務校でも使えそうなヒントをたくさん持ち帰ることができました。