『学び合い』(のようなこと)、やってみた

中学校での勤務も少しずつ慣れてきました。

時間割に身体が慣れてきたとでもいいますか。

 

授業もなんとなくパターンのようなものが出来上がってきた気がします。

 

授業が始まってすぐは、拡大印刷機を使って教科書の詩を黒板に貼り出せるようにするなど、いろいろ"凝った"ことをしていました。

 

しかしながら、知り合いの先生が「教科書上手に使って、簡単だけど栄養価の高い料理を作っていこう。」とツイートしていたのを見て、少し肩の力が抜けました↓

https://twitter.com/ysst_manabiai/status/1383701728822849544?s=21

 

授業も持続可能じゃないと保たないですね。

 

さてさて。

今日は中3の授業で『学び合い』(のようなもの)をやってみました。

 

文法で付属語を学習する前に、1,2年で学習した自立語の復習をする授業。

 

「何をどうやったらいいかわかりません…!」と同じ学年を組んでいるベテランの先生に泣きついたら、「このプリントあげるよ〜」と復習用のプリントをくださいました。

 

どうやって取り組んでもらおうかなぁと考えた挙句、以下のような流れでいくことに。

 

①「ミッション」と称して以下の指示を出す

・15分(20分)でA3プリントの表面解いてね

・その後全員に指名して答えてもらうから、誰が何聞かれても大丈夫なように、全員が空欄を全部埋めてね

・解き方はみんなに任せる

・教科書の○ページにヒントがあるし、机動かしたり移動したりして誰かと一緒にやってもいいよ

②生徒たちが解いている間は、教室をくるくる回って、声かけをしたり質問に答えたりする

③時間になったら生徒一人ずつ指名して答えさせる

 

2クラスでやったのですが、どちらのクラスも思い思いのやり方で必死に問題に取り組んでいました。

 

1人でじっくり解く子もいれば、何人かで一緒にああでもないこうでもないと言いながらやる子たちもいて、学びに向かう姿勢がいいなぁと思いました。

 

「終わったらどうすればいいですか?」と聞いてきた子がいたので、「終わってない子がいたらサポートしてやって」と言ったら、渡鳥になってくれました。

 

解く時間が終わった後、学ぶ姿勢がすごくよかったという話とともに、

●社会では結果が求められる。努力を評価してもらえるのは基本学校にいる間だけ。みんなは高校入試で結果を出さなければならない。

●日本は申請主義だから、困ったときは自分から助けを求めないと助けてもらえない。中学生のうちに、何か困ったら「わからん」とか「助けて」と言えるようになってほしい。

 

今日は授業してて「楽しいなぁ」と感じました。

『学び合い』したくなってしまうなぁ…笑