学修成果発表会を終えて(舞台裏含め)

今日は教職大学院の学習成果発表会でした。

本来はzoomと対面を組み合わせて行う予定でしたが、コロナウイルスの影響と大雪のため、すべてリモートで行うことになりました。

 

私は「教職大学院での学び」+「個人研究」の2本立てでスライドを作りました。

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スライドを作っている間、「そういえばこんなことしたなぁ…」などと2年間の学びが走馬灯のように頭の中を駆け巡りました。

ゼミのみんなと本を書いて出版したり、『学び合い』の授業実践をしたり、いろいろやったなぁ…

 

 

zoomを使ったオンラインでの発表は、聞いている側の反応がないので話す側のハードルは上がるような気がします。

 

本番前に、同じゼミの同期とzoomでの発表練習を繰り返しました。「練習しよう」と声をかけて集まれるような仲間の存在は、私にとって宝物です。

 

昨日みんなと練習をした際、現職派遣の先生から、

「なぜ研究をしようと思ったかのエピソードがあった方がいい気がする。自分の教師としての将来のために(研究を)やっとくべき理由があるといいかな」

というコメントをいただきました。

 

その場でちょっと考えてみたのですが、私が研究を始めたのは1年時の学校連携プロジェクトがきっかけでした。

同じ市内の同じ普通科高校にも関わらず、私の母校(進学校)と連携先(進路多様校)では特に進路やキャリア教育に関する状況が全く異なることを目の当たりにして衝撃を受けました。

「高校段階の進路決定はその後の人生にどのような影響を与えるのだろうか?」という疑問や「卒業生のその後ってなかなか追えないし、追う気もなかったなぁ」という思いから、主に卒業生を対象とした追跡調査をやってみたいと思ったのでした。

 

 

私の発表は午後からだったので、午前中はいろいろな人の発表を見て回りました。どの方の発表もその人が積み上げてきた学びがよくわかるものでした。その人の2年間の学びのストーリーが見えてきて、素敵な発表だなぁと思いました。

 

 

肝心の自分の発表はどうだったのかというと…

発表1分前に「静かにしてくれって家族に言うの忘れてた!」と思い、1階にいる両親に「これから発表するから頼むから静かにしててね」とだけ言い、自分の部屋にダッシュで戻りました。

(大学ではなく家から参加するとこういうところが困りものですね。発表している裏で「ご飯だよー」なんて言われたらたまったものではありません)

 

こんなイレギュラーがあったので内心焦ってしまい、練習をしていたときよりもかなり早口になってしまい、想定より1分以上早く終わってしまいました。

ただ、発表後の質疑応答で先生方の質問にもとりあえず答えることができたので、今は無事に終わってよかったなと胸をなでおろしています。

 

発表者のみなさん(自分も含め)、お疲れさまでした。

先生方、そして会を運営してくれたM1のみなさん、ありがとうございました。