平日は新聞を読むのが後回しになってしまうので、休日はなるべく新聞を読むようにしている。
今朝の新潟日報をざーっと眺めていて気になったのがこちらの記事↓
市内の小学校の先生が、多忙などを理由に休校期間中の宿題をゴミに捨ててしまったという内容だった。
「ウイルス対応や児童に出した宿題が多く忙しかった」のだそう。
3月にいきなり休校が決まり、子どもたちの学びを止めないためには宿題を出すしかなかった学校がほとんどだったのではないかと思う。
でも、宿題は"出して終わり"ではない。
"回収"からの"チェック"からの"返却"がもれなくついてくる。
そして、この部分に時間がかかる。
休校があけて学校が始まり、例年より進度を早めなければならない授業、ウイルス対策、消毒作業等々新たな仕事が一気に増えた。
そして、休校中の宿題の対応も。
冒頭の記事は、児童の宿題を捨ててしまった教師を責めて終わり、という問題ではないように感じる。
ギリギリなところでぷつんと糸が切れてしまったか、コップから水があふれてしまったか。
そうならないために、当事者は、まわりは、学校は、行政は、社会は何ができたのか、考えなければならない。