コロナ下で教員が疲れていることをデータで目の当たりにした話

先日新聞を眺めていたら、「感染拡大影響 教職員が疲労」という見出しが目に入った。

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NPO法人「共育の社」が7都府県の教職員にネットでアンケート調査を実施したところ、教職員の3人に1人は疲労から子どもの話に十分に耳を傾けられていないそうだ。

 

校内の消毒作業や学習の遅れの取り戻しの負担が大きく、職場で体調不良を訴える人が増えているらしい。

 

4月以降のオンラインでの教育イベント等で現場の先生方のお話を聞いたときも、その過酷さが端々に感じられたが、こうしてデータとして示されると改めて先生方が疲弊していると感じる。

 

記事の最後は「子どもは先生に悩みを話せなければ、周囲にぶつけ、いじめにつながる。教員の疲労は子どもに連鎖する深刻な問題だ」というコメントで締めくくられている。

 

消毒作業や行事等の変更、学習の遅れの取り戻し…

 

コロナウイルスの影響がなくても教育現場は逼迫しているというのに、新たに上記のようなコロナウイルス関連のやるべきことが増えた。

 

ビルド&ビルドでは教員は潰れてしまう。

 

どうすればよいのだろう…

 

余裕が必要なのだろうけど、そのためには何かしらのスクラップがなければならない。しかしながら、スクラップは学校が最も苦手とすることのひとつ…

 

互いに「しんどい」と言えるような職場環境なら、先生方の疲労感も違ってくるのかなぁ。

 

(院生の私がいくら考えてみたところで、机上の空論感が否めないのだが)