コロナウイルスによって私たちの生活は一変した。
しかし、それは一方で「現在の生活・社会・仕組みの異常なところ」に目を向けるきっかけにもなった。
広井さんはこの記事の中で、東京一極集中の状態に警鐘を鳴らしている。
広井さんの研究グループは、2050年に向けてさまざまなモデルを作り、AIで2万通りの未来シミュレーションを行った。その結果、快適で安全な日本社会を存続させるには、「地方分散型」の方が望ましいという結果が出たのだそうだ。
脱工業化社会の波がひたひたと迫ってきているなぁと思う。
そういう私は、おそらくまだ工業化社会のコードで考えてしまうことが多いのだろうと思う。
それでも「地方でも子どもたちが豊かな教育機会を得られるようにするんだ!」と啖呵を切って都内の学校を辞めてきた身としては、地方の教育を担うことで地方分散型社会の構築に貢献したいという思いはある。
具体的にどうするかはまったく見えていないけれど。
とりあえずは地方で働く一人の大人として幸せに生きている様子を子どもたちに見せればいいのかなぁ…