赤坂先生のお話は現場に出たからこそ腑に落ちるのかも

今日の放課後は、職員研修の一環で赤坂先生のお話を聞きました。

 

赤坂先生の軽妙な語り口と「○○な隣の人と話してみてください」という他者と関わる時間の作り方は、大学院の授業時と同じで懐かしく感じました。

 

・これからの社会は人とつながっていくことが必要になる→排除する人は孤立していく

・協働のスキルは訓練が必要。しかし、今までの日本の教育ではやってこなかった

↑このように『学び合い』に通じるところもあり、ちょっとだけ安心しました。

 

また、子どもたちが主体的になるには「やることが明確であること」と「安心安全な環境」が必要でありそれら2つが保障されるような枠組みが大切なのだそう。

 

そして、個人的には船井(1998)の「しつけ」の定義が本日のハイライト。

 

しつけ=より自由に、より好かれ、より応援されるための癖づけ

 

「赤ちゃんや小学生はかわいいから許されるけれど、成長するとだんだんまわりが許してくれなくなる。中学生が挨拶できないと「なんだ!」ってなるでしょ。だからしつけが大切」という赤坂先生のお話には「なるほど…」と思いました。

 

現場に出て、中学生と日々接しているからこそ腑に落ちる内容もあり、理論と実践の往還の重要性を改めて感じました。