いろいろあって進路の再考を迫られた。
怒涛の嵐が通り過ぎて、今は一応静かになっている。
やらなければならないこともはっきりした。
それでも時折、というか毎日のように心にはさざ波が立つ。
私は弱い。
その弱さが最近はお酒の飲み方に顕著に表れている。
お酒に飲まれているのだ。
まぁ、オンライン飲み会だと帰る心配をしなくていいのでついつい飲みすぎてしまう、というのもあるのだが。
お酒に逃げ道を求めているような気がしてならない。
つらいときは逃げるのも一つの選択肢だと思う。
そうでなければ身がもたない。
でも、私にとって今は逃げちゃいけない時だ。
だからお酒は飲まないことにした。進路、もとい就職先が確定するまでは。
「お酒飲まない宣言」を自分の心の内でしていたら、そういえば去年の今頃も同じようなことをしていたなぁとふと思い出した。
「教採の1次試験(2次試験)が終わるまでは飲まない」なんて。
一種の願掛けのようなもの。
今回は最終的な結果が出るのが10月くらいなので、もともと飲むのが好きな私には茨の道になるかもしれない。
これを機に「オンライン飲み会で素面のまま水を飲んでいても楽しそうに酔っているふり」をする能力を身につけようかなぁ。
この前のゼミで西川先生に「演技力磨いたら?」って言われたばかりだし。
もう20代も折り返し地点を過ぎている。
どうせ飲むなら、楽しく、きれいに酔いたい。
お酒は心を映し出す水。
きれいに酔うには私はまだお子さまだ。
大人になりたい。