みん職フォーラム1日目の感想

みん職フォーラム1日目に参加した。

今日は10時からの妹尾さんの講座と、14時半からのミドル世代ダイアローグに参加した。

 

●妹尾さん「リバウンドと副作用を起こしつつある働き方改革

・「学校の”働き方改革”は何のため?」という「Why?(なぜ)」の視点を持つことが重要だなと感じた。

・方法論だけだと、「月45時間、年360時間を守ればいい」とか、業務量を削減するようなこともなく、ただ「早く帰れ!」という”ジタハラ”が起きてしまうなど、働き方改革が目的化してしまう恐れがある。

・結局、「何のために働き方改革をするのか」ということが腑に落ちていないといけないし、自分だけで何とかしようとするのではなく、職場で仲間を増やしてやれることからやっていくといいのかなと思った。

 

●ミドル世代ダイアローグ

・学校の先生の評価=同じ学年を持つ先生などとの相対評価

→みんなで足並みそろえよう問題

→先生の個性を潰しているのでは?

という視点は持っておく必要があるなと感じた。

・何でもできる”バランス型”の先生より、得意不得意がある「アンバランス型」の方が各自の強みを活かしてサポートしあえるのかなと思った。

・そのためには、自分の特性や強み・弱みについて知っておかなければならないので、おすすめされていた交流分析(TA)をさっそくやってみようと思う。現場に出る前に、自分と向き合う時間をしっかり作っておきたい。

・学校で勉強したことがそのまま社会に出て使える(=転移)わけではない。

・「役立つか/役に立たないか」のベクトルではなく、「意味があるか/意味がないか」のベクトルで教育を考える。

(↑これに関しては、まだちょっともやもやしている。将来役に立つか立たないかは今の段階ではわからないし、かといって「将来役立つかも」という考えで全員に「基礎学力」なるものを身につけさせるべきか、というとそれも違う気が…うーん… あと、「意味がある・ない」は誰が決めるのか?)

 

教育に様々な形で関わる方々の話を聞くことができ、刺激になった。

明日の2日目は、苫野さんや”流動型『学び合い』”の高橋さんのお話を聞くことができる。今からワクワク!