質問は難しい・・・

私は『学び合い』の西川研究室に所属しているのだが、週に一度「学年ゼミ」が行われる。ゼミでは、ゼミ生が先生に対して一人一つ以上質問をするのが暗黙のルールになっている。

 

私は、はっきり言って質問をするのが苦手だ。

 

私は良くも悪くも優等生タイプなので、本や論文に書かれたことをそのまま鵜呑みにしてしまうくせがある。だから、「素朴な疑問」すら浮かんでこないのである。ゼミがある日は、「あぁ、今日は何を質問しよう」と頭を悩ませることもざらにある。

 

同期が先生に質問する姿を見ていると、素直に「すごいなぁ」と思う。「そういう視点があったか」「確かに、それ私も腑に落ちてなかった」という質問がぽんぽん飛び出してくる。同期の中には、先生の回答に納得できなければ「う~ん」とあからさまに顔を曇らせる人もいるし、自分の信念と合わなければ先生に食ってかかるような人もいる。

 

その点、私は『』をまだ信じ切れていないのかもしれない、と最近感じる。一斉指導に限界を感じて西川研究室に飛び込んだものの、まだ「一斉指導教」のようなものに取り憑かれているのかもしれない。

 

まずは、本を読まなければ。