国語の時間にエンドレス山菜トーク

給食前の4時間目に3年生の国語の授業がありました。

 

ノートを書くタイミングでしたが、いわゆる"不規則発言"が止まりません。

 

「昨日の夕飯が思い出せない…」

「それ、おじいちゃんじゃん!」

「俺んちの昨日の夕飯、天ぷらだった、山菜の」

「なんの天ぷら?」

「あれなんだっけ、なんとかアブラ、あぁ、コシアブラだ」

 

そのうち止まるかなと思って、とりあえず様子を見ていたのですが、おしゃべりは止まりません。

 

コシアブラが出てきた後、"こごめ"だの"わらび"だの"ぜんまい"だの、山菜の名前が次々出て来た挙句、その3つの違いは何なのかと山菜談義に花が咲きます。

 

これは私が介入しないと終わらんなと思い、「タブレットで調べるからちょっと待って」と声をかけ、「こごめ わらび ぜんまい 違い」で検索し、モニターに画像を出しました。

 

「おぉー」「全部同じじゃん!」と声を挙げる生徒たち。

 

「こごめは茹でて全部食べれる、わらびとぜんまいは、くるんとしたところは食べないし、あく抜きしないと食べられないのよ」と食べ方まで説明して、「はい、山菜はこれでおしまい」と授業に引き戻しました。

 

この時間の授業は山菜トークのおかげでほぼ進みませんでしたが、まぁ、生徒たちと関係性を作るという点では良い時間だったのかもしれません。