自クラスの生徒たちに最後に渡す通知表の所見の内容を、学年主任にチェックしてもらいました。
チェック中にちょうど目の前で仕事をしていたのですが、主任が私の書いた所見を数人分読むごとに「ふふっ」と笑いを漏らすのです。
その様子が気になって、隣の席の先生が思わず覗き込もうとするほど。
私も「なんで笑っているんだろう?」と思っていました。
点検が終わって、主任から「素直でよろしい」のお言葉が。
どうやら、所見の最後の方にある今後の展望の部分がツボにはまったようでした。
生徒たちはもう少しで卒業を迎えるので、中学校ではもうどうしてあげることもできません。
「所見には今後の展望を書くものだ」と聞いた私が考えたのは、生徒たち一人一人の「ここをこうしたらもっと良くなるんだろうな」というポイントです。
とはいえ、彼らの成長ポイントを赤裸々に書くわけにもいかないので、私なりに表現に気を遣ったつもりでした。
それでも、私の気持ちが今後の展望部分の文章にストレートに出てしまっていたようです。
卒業まであと3日。