"やりたい子"は強い

音楽委員の生徒が「先生、これ決めなきゃいけないんですけど」と、音楽祭の役割分担一覧を持ってきました。

 

ピアニストは決まっているものの、指揮者やパートリーダー、ラジカセ係、当日のクラス紹介係、歌詞を模造紙に書く係…などなど、いろいろな係があります。

 

生徒「パートリーダーは話し合いで決めるか」

生徒「ラジカセ係は音楽委員なので私がやります」

生徒「歌詞を書く係いりますか? 印刷でもいいんじゃないですか?」

私「いや、でも去年の○組(=唯一金賞だったクラス)は手書きにしていて、ポイントとかを書き込んでたの、いいなと思って」

生徒「あぁ、確かに。じゃあ、私書こうかなぁ」

私「アンケートで決めなきゃいけないのは、指揮者とクラス紹介だけかな? アンケート作っておくから、明日の朝取って、その結果見て、音楽委員とピアニストで相談して指揮者お願いする人決めようかね」

生徒たち「そうしましょう!」

 

こんな会話を掃除前にちゃちゃっとして、その後の終学活で「明日の朝、指揮者アンケート取るよ」と予告。

 

アンケートの選択欄には、

・立候補します

・やりたい人がいなければやってみたいです

・立候補しません(が、協力します)

の3つを用意しました。

 

その話を学年主任との雑談の中で話したら、「うん、それがいい。やりたい子がやるのが一番。うちの子たちは自信持って「やりたい」ってのはあんまりいないからなぁ」とのこと。

 

"できる子"もそうですが、''やりたい子"は強いよなぁと思います。