部活動の地域移行についてのインタビューに答えてみた

西川研の学部生のインタビューに協力しました。

 

卒論のテーマは、部活動の地域移行についてなのだそう。

 

質問に答える中で、改めて部活動についての自分の考えや立ち位置を再確認しました。

 

勤務先は今年度、土日の部活動は20日以内というルールのもと運営をしています。

 

土日は部活をしないという雰囲気ができたのは大きな変化だと感じています。

 

私も生徒たちと相談して大会前の土曜は練習の予定を入れましたが、それ以外は全て休みにしました。今のところ土日に部活をしたのは、ローカル大会への参加も含めて10日ほど。生徒からも保護者からもクレームはありません。

 

その一方で、平日の部活は変わらずやっています。定時は16:40頃なのに対して、どんなに早くても部活の終了時間は17時。大会前は18時半近くまでやることもあります。

 

主顧問であれば終了時間までは活動を見ていなければなりません。

 

そして、部活動顧問を断る術も法的な根拠があることも知っていますが、現状それを使う気にはなりません。

 

結局「みんな大変なんだから」「一人だけ理由もなくやらないのは許されない」「若い人は顧問をするよね」という空気感がそうさせているのでしょう。"部活も仕事"という意識は根強いです。

 

部活の顧問をやらないとして、私がそれ以外の場面でまわりの役に立てる突出した何かを持っているかと言われれば、正直、すぐに「はい」とは言えません。

 

思いつくままに答えたりしゃべったりしたので、だらだらとしたインタビューになってしまったような…

 

インタビュアーの学部生が「まだ聞いてないこと、聞きそびれたことないかな?」と言うように、上を向いて悩んでいるのを画面越しに見ていて、懐かしいなぁと思いました。

 

私もきっとそんな感じでインタビューしていたんだろうなぁ。