「新しいNISA かんたん最強のお金づくり」(横田健一著)で知識のアップデート

「この夏は絶対にお金について学び直すぞ!」と内心意気込んでいた私。

というのも、NISAが新しくなると聞き、これを機にほったらかしだった投資を何とかしたいと思っていたからです。

 

投資を始めたとき、NISAも選択肢にありましたが、非課税枠を使いきれないだろうというのと、恒久的な仕組みではなかったのでNISAにしていなかったのです。

 

NISAについて勉強しなきゃと思いながら、ずるずるとここまで来てしまいました。

 

今回読んだ本は、『新しいNISA かんたん最強のお金づくり』という本です。

新NISAの本というと、たいていは「初めて投資をしようとする人向け」もしくは「すでにNISAを使っている人向け」のものが多いような気がします。

 

しかしながら、私のニーズは「とりあえず特定口座で投資を始めたものの、NISAは使っておらず、でも新NISAにするためにはどうしたらいいのか」というところにありました。

 

本屋さんで目次をさーっと確認して、私のニーズに合いそうだなと感じたのがこの本です。

 

疑問1:特定口座で積立投資している分はそのまま持ち続けた方がいいのか? それとも新しいNISAに移した方がいいのか?

→売却時に20%の税金がかかることを考えると、特定口座で含み益となっている場合はいったん売却して新NISAで買い直した方が将来的にはお得。

※さらに、いったん売却して買い直す場合は、一括で買い直した方が良い。「安くなってから買い直そう」と思っていても、短期的な価格の変化は読めないため、もし値上がりが続いてしまうと損をすることになるから。

 

疑問2:NISAを始めるのは新しいNISAが始まるのを待った方が良い?

→投資は長期間継続することが大切なので、2023年のうちに現行のNISAで投資を始めた方が良い。一般NISAではなくつみたてNISAがおすすめ。現行のNISAを利用中だと、そのまま同じ金融機関で継続して使用するのであれば、自動で新NISA口座が開設される。

 

ということで、私の場合は今年中にNISA口座を開設し、新NISAがスタートしたら特定口座で投資している分をいったん売却し、新NISA口座で買い直すのが良いという結論に至りました。

 

NISA口座は一人につき一つしか開設できないというのも今回初めて知りましたが、私は今楽天証券とウェルスナビの2つを使っています。どちらでもNISA口座は作れるようですが、おそらく楽天の方を使うことになるでしょう。

 

1年おきにNISA口座の金融機関は変更できるそうなので、とりあえずまずは始めてみるのが良さそうです。