月の変わり目の時候の挨拶は難しい

来週から2年生が職場体験に行くのに合わせて、国語の授業でお礼状の書き方を指導することになりました。

 

郵便局の「手紙の書き方体験授業」に申し込んだおかげでテキストはあるのですが、問題はそれを生徒たちに合わせてアレンジすること。

 

ちょうど6月から7月の境目の時期なので、テキストに載っていた6月下旬と7月上旬の時候の挨拶を見てみたら、6月下旬のは「雨に濡れる紫陽花の美しい季節〜」とあり、7月上旬のは「本格的な夏が到来し〜」のようなことが書いてありました。どちらもしっくりきません。

 

時候の挨拶は季節感が決め手になりますが、この梅雨の最中の蒸し暑い日々を表す表現はなかなか難しいのです。

 

同じ授業を担当する先生と、ああでもないこうでもないと頭を悩ませ、時候の挨拶を4パターンほど作りました。

 

なぜ何パターンか作らなければならないかというと、同じ事業所に複数の生徒が行くからです。お礼状が全く同じ時候の挨拶から始まるのは少々興ざめです。

 

月の変わり目の季節感を表す言葉って難しいんだなと感じました。