Googleフォームで生徒たちにカフートの問題を作ってもらった話

今、中2の国語の授業で文法を学習しています。

 

文法の学習というのは、普段当たり前のように使っている日本語の仕組みを再確認するようなもの。

 

文法事項について理解することはもちろん、問題を解いたり、例文を作ったりするなど、演習の時間が大切だと考えています。

 

今週末の文法テストに向けて、生徒たちにカフートで出来るクイズ形式の予想問題を作ってもらいました。

 

昨年度は紙に書いて作ってもらったのですが、打ち込むのが大変でした。

 

私が打ち込まずに生徒たちの問題をカフートにできないかなぁ、と思って調べてみたら、あるサイトでスプレッドシートを使って問題をインポートすることができる機能があることを知りました。

 

そのサイトでは「スプレッドシートを使って共同編集で生徒たちに問題を作らせたところ、"先生! 問題が消えました!"というトラブルが続出した」とあり、思わず心の中で「あるある!」とうなずいてしまいました。

 

共同編集機能は便利なのですが、誰かがうっかり消してしまった、上書きしてしまった、なんてことがおきかねません。

 

そのサイトでは、対処法としてGoogleフォームを使う方法が提案されていました。

 

カフートのインポート用のエクセルシートの形式に沿った形でGoogleフォームを作り、フォームとスプレッドシートを紐付けしておくというものです。

 

実際にやってみたら、生徒たちが作った問題がスプレッドシートに集約されるので、私は多少手直しをして、データをカフートにインポートするだけ。

 

カフートにエクセルシートを添付した後、一瞬でカフートの問題が出来上がるのを見たときはちょっと感動しました。今までの苦労は何だったんだという感じ。

 

生徒たちの振り返りシートには、「思っていた以上に自分で問題を作るのは難しかった」「テストのたびに先生たちが問題を作っているのはすごいと思った」というコメントがあり、「お、いいところに気づきましたね」と、くすりと笑ってしまいました。