地区大会まであと1週間という今日。
部活の練習に行ってみたら、2年生が誰も来ていませんでした。体調不良で欠席、早退、ケガなどなど、仕方ないといえば仕方ない理由なのですが。
3年生と1年生だけで練習をしたのですが、「今週、2年生全然来てませんよ!」「◯◯(=ある2年生)は帰るとき元気に歩いてたけどなぁ」などとご立腹の3年生。
私が練習後に3年生に向けて話したのは、
「2年生があなたたちの最後の大会の直前に練習に来ないのは、半分は2年生自身の責任です。人それぞれいろいろな事情があるから、私は休むことについてはとやかく言わないけどね。残りの半分は、あなたたちが先輩として"この人たちのためなら、少し厳しくても練習に参加しよう"と2年生が思えるような振る舞いをしてきたかどうかだよね。それは今までの積み重ねだからすぐにどうこうなるものではないけれど、厳しいところでもう一踏ん張りするということを、あなたたち自身がやってきたかどうか、振り返る必要があるんじゃないかな。」
3年生は神妙な顔をして聞いていました。
部活も人の集まりである以上、結局"人の在り方"に左右されるのです。
3年生の部員は良い子たちではあるのですが、先輩の威厳のようなものとは縁遠く、どうしても緩さが出てしまう人たちです。
「いつも無理する必要はないけれど、無理しなければならないときはきっとある。2年生にとってそれは今なんだろうに…」と考えてしまうのは、私が古い考えの持ち主だからなのか、それとも今の3年生とともに歩んできた時間が長いからなのか。
3年生の、2年生に対する愚痴を聞きつつ、「それでもチームで今までやってきたんだから、見捨てるわけにはいかないでしょ?」と諭すというのを、ここ数日続けています。