今日の体験入部の時間は、一言で表現すれば「カオス」でした。
・新入生同士が竹刀で打ち合おうとする
・1人の新入生に対して3人の先輩が教えている一方で、ぽつんとしている新入生がいることに気づいていない
・2年生が人見知りを発動して遠巻きに見ている
・新入生の面打ちをひたすら受けていた部員が「頭が痛い」「手が痛い」と言う(初心者の打ちは手の内の使い方がわかっていないので超痛い)
私はときどき声をかけるだけで、少し離れたところから様子を観察していました。
新入生が帰った後、すぐにミーティング。
「今日の自分たちの動き、どうだった?」と聞いたら、浮かない顔で「良くなかったです」と返ってきました。
そこで、
①ふざけるのと楽しいのは違う
②新入生同士で打ち合わせる状況を作ってはならない(手加減を知らず、竹刀の扱い方も未熟だから)
③正しいことを丁寧に教えることが、長期的に見て新入生にとっても自分たちにとっても得
と語りました。
そして、「明日どうしたらいいか、自分たちで考えてごらん」と言うと、みんなでああでもないこうでもないと考えた挙句、動きや配置のシミュレーションまでやっていました。
完全に任せ切れるほど信じることはできていませんが、少しずつ部員たちに任せる機会を作っていきたいと感じました。