教室内の物理的な距離の制限を取り払ってくれるICT

中1の授業で『少年の日の思い出』を読み始めました。

 

初読の感想・疑問をノートにいったん書かせた後、メンチメーターを使って全体で共有しました。

 

今回、複数回投稿できる機能を見つけたので使ってみたら、生徒たちは感想や疑問を2つ3つとアウトプットしてくれたので、いつもより多くの意見を目にすることができました。

 

ICTの良いところの一つは物理的な距離の制限がないというところですね。

 

教室だと対角線上にいる仲間の考えもその場で即座に知ることができます。

 

今まではせいぜい班で共有した後、全体で一部の意見を発表するのが関の山だったのに。

 

その感想・意見も「長すぎてよくわからなかった」というものから、「主人公が最後自分の収集したちょうを粉々にしたのは○○だからだと思う」という作品の主題に迫るものまで多種多様でした。

 

振り返りシートの生徒たちの記述を見ていても、「自分では気づかなかったことも、みんなのコメントを見ていて気づくことができた」と書いている生徒が何人かいました。

 

今日は放課後に、明日の道徳の授業で使う教科書データをPDF化してクラスルームに上げるという作業をサクッと終わらせたので、「さすがICT主任!助かる!」と冗談で言われましたが、授業や自身の仕事の中で上手くICTを使っていきたいと改めて感じました。