高校のことを実感を持って語れるのが私の強みかも

勤務校のある自治体では、年に3回ほど"Webテスト"をすることになっています。

 

Webテストと言っても別にiPadで解答するわけではなく、「Webに問題をのっけてあるから、各校で印刷してやってね」というもの。

 

定期テストではないし、初任の私にとっては位置づけの難しいテストです。

 

「テスト終わったら寝ちゃう子いるじゃないですか。どうしたらいいですか?」と聞いてみたら、ベテランの先生曰く「受験生なんだから寝るな!、って言っておいて」とのこと。

 

うーん、ベテランの先生ならいざ知らず、ペーペーの私がそう言ったところで効果あるのかなぁ…

 

そう思っていろいろ考えた挙句、生徒に伝えたのが「高校入試の時に試験監督の先生が受験生のどんなところを見ているか」という話。

 

私立で副担任をしていたときは、年に何度かある入試の試験監督もやっていました。だから、どういう受験生がチェックされ、管理職に報告されるかは実感として知っています。

 

「この学校に行きたいと思って受けにきた試験で寝てる人なんか言語道断だよね。真っ先にチェックされるよ」という話をしたら、その後のテストではなんとか頑張って起きていました。

 

素直だなぁ。

 

高校で勤務していた経験はこんなところでも役に立つのだなぁと感じました。