「休日勤務したら手当てが出る」のは公立の部活動には当てはまらない

先日、教員の土日の部活引率に対する交通費の支給に関してFacebookに投稿しました。

そうしたら、いつの間にか「シェア12件」になっていました。文春砲ならぬ”西川純砲”とでも言うべき西川先生のシェアのおかげでもありますが。

シェア数が2桁にいくことなど人生初なのでびっくりすると同時に、教員の休日勤務の手当てが支給されない件に関して世間ではあまり知られていないのかもしれないと感じました。教員の方にとっては「何をいまさら」という認識なのでしょうが。

 

私がこの投稿をしたのは、私の教師としてのスタートが私立の学校だったからというのもあります。大学院に進学する前に3年間講師として私立の中高一貫校で勤務していたのですが、申請すれば休日勤務の交通費が支給される環境でした。

 

運よく(?)、私が副顧問をしていたのは平日週3程度の比較的ゆるい部で、休日の練習引率も月に2回くらいでした。休日の引率1回につきいくらだったか詳しい金額は忘れてしまいましたが、交通費がきちんと出ていました。

 

そんな背景があって、新聞記事を目にしたときに「話に聞いてはいたけど、やっぱり交通費出ないのね」と思い、上記のような投稿をしたのです。

 

心の中では「どうすればいいのかなぁ」と「どうしようもないのかなぁ」を行ったり来たりしています。どちらかと言えば「どうしようもないのかなぁ」に傾いていますが…

 

西川研究室に入ったことで、自分個人がどう立ち回ればよいのかはなんとなくわかってきたのですが、組織が大きくなればなるほどシステムエラーが目立つ気がします。

 

今、同じ研究室の同期と学部生の子が「部活動の社会体育への移行」に関して研究を進めています。最終的にどんな研究になるのか、今から楽しみです。