学校支援プロジェクトが始まり、連携校に入って1ヶ月が経とうとしている。
小学校は私にとって未開の地なのだが、日々驚きの連続である。
・先生はほぼ1日中立ちっぱなし
・子どもたちのエネルギーがすごい
・中休み(20分休み)がある
・その中休みや昼休みに廊下で大縄をしている
などなど、中高の教員を目指してきた私には新鮮な出来事ばかり。
今日も午前中連携に入らせていただいたのだが、1〜4限の間ずっと理科の授業で外に出ていた。
今日は良い秋晴れで日差しも強く、腕が日焼けで赤くなってしまった。これは日焼け止めも常備だな、と頭の中にメモ。
今日の理科の授業は、2時間続きで学校のそばにある川に行き、生き物を捕まえて観察する、というもの。
子どもたちは捕まえるのが上手で、タモを器用に操り、メダカのような小さな魚やドジョウ、片手に収まりきらないほど大きなカニなど、さまざまな生き物を捕まえてくる。
ただ、「生き物観察」は名目(?)で、ダムを作る子もいれば、川に飛び込む子もいる。
「各自が川でできることを見つけ、思い切りやってみる」というのがテーマのようだ。
なかでもおもしろいなぁと思ったのが、4人くらいの女の子のグループ。
川に石を投げて遊んでいたのだが、
①遠くまで投げられるか選手権
↓
②どれだけ水しぶきを高く上げられるか勝負
↓
③「いっせーの!」でみんな同時に投げてみる
↓
④水の流れに沿って投げてみる
↓
⑤魚に餌をやるように投げてみる
と、ただ「石を投げる」というだけで5つのバリエーションを自然に考え出し、遊んでいた。
どの遊びをしていても川原に響く彼女たちの笑い声に、私も楽しくなって「次は何をやるんだろう?」と内心ワクワクしていた。
改めて、"子どもは遊びを思いつく天才だなぁ"と感じた、今日の理科の時間だった。