三連休前の金曜日、職員室の私の席の向かい側で、ベテランの副任の先生が初担任の2年目の先生に「この三連休で要録の行動の所見を書いておいた方がいいですよ」とアドバイスしているのを耳にしました。
それを聞いて、私も「そろそろ始めないと大変なことになるな」と思い、今日は1日"要録の所見を考えるデー"でした。
なにせ、この後、成績処理+卒業式の準備+修学旅行という過密スケジュールなので、今のうちにやっておくに越したことはありません。
行動の所見は、行動評定をつければ、それをもとに書くことができます。
所見を書くときのお供は、『新指導要録の記入例と用語例 中学校』という本。
先輩の先生が持っているのを見て、初めて担任をしたときに買ったものです。
生徒一人一人のこの一年の言動を振り返り、その成長を簡潔な文章にまとめていきます。
学校行事で活躍していた子、委員会活動を頑張っていた子、係の仕事や給食当番などを忘れずにやっていた子…
一人一人の顔を思い浮かべて文章を考えます。
担任として、生徒たちの個の成長に目を向ける瞬間です。