書写は『学び合い』と親和性ありそう

書写の授業が始まりました。

 

正直なところ、書写の授業はそんなに得意ではありません。というのは、私自身、まわりの国語の先生よりも習字が上手ではないからです。

 

他教科の先生からは、「国語科の"上手ではない"は私たちとはレベルが違いますよ〜」と言われたことがありますが、「こんな私が教えていいのか?」という気持ちが強かったのです。

 

ただ、書写はパフォーマンス課題の側面が強く、数学や物理などのように得意不得意がはっきり分かれるので、『学び合い』に向いているともいえます。

 

実際、最初に私がポイントを簡単に説明してから、片付けまでの間はひたすら練習タイム。

 

その間、席を立って他の人の作品を見にいってもいいし、近くの人と書いた字を見比べて、ああでもないこうでもないと話している姿も見られます。

 

それに関して私がとやかく言うことはありません。私もくるくる回って「このポイントがよく書けているね」「この部分はもっとこう書いたほうがいいよ」などと声をかけながら、にこにこしているだけ。

 

それでも、振り返りシートを見ていると、「字が下手だから書写は苦手です」「他の人よりも下手くそすぎる」などと書いてくる生徒がちらほら。

 

「自分は字が上手ではない」という刷り込みは根深いものです。

 

「自分の納得いく字を書く」という課題にしようかなぁ。

 

難しいですね。