私の板書の上手ではないイラストにも「誰でも描ける」という良さがあったのかもしれない

今日、ある3年生のクラスで最後の授業をしました。

 

終わりのチャイムが鳴って挨拶をしようとしたら、生徒の一人が名刺大のカードを束ねた手紙を渡してくれて、級長が「1年間ありがとうございました」と号令をかけてくれました。

 

卒業に向けた3年生の取り組みの一つなんでしょうね。

 

もらった手紙をパラパラ眺めていたら、メッセージの中に「イラストが多くてわかりやすかったです」という声が複数あることに気づきました。

 

他の先生方と比べたことはないのでわからないのですが、どうやら私の板書はイラストが多いようです。

 

イラストと言っても、棒人間レベルの絵で人物相関図を書く程度だったと思うのですが。

 

私はもともと絵やイラストを描くのが苦手だったので、サラサラっと上手なイラストを描く人を見ては「いいなぁ」と思っていました。

 

ただ、私の棒人間レベルのイラストだと誰でも描けるので、生徒たちにとってはノートに描くハードルが低かったのかもしれないなぁと今になって思いました。

 

机間指導中にイラストが得意な生徒のノートをちらっと見ると、私の板書のイラストを自分の好きなように描き直していますし。

 

私が描いたあまり上手ではないイラストでも、生徒たちの理解のサポートになっていたのならよかったです。