「学習ロス」と『学び合い』

見出しの「学習ロス」という言葉が気になって、教育新聞の記事を読んでみました。

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「学習ロス」とは、学習の無駄が生じている非効率な時間のことを指すそうです。例えば、理解しないまま先に進んでしまう授業や、よくわからないまま解答を写しているだけの宿題などがこれに当たります。また、すでに理解しているのに授業を受けなければならないのも学習ロスなのだそうです。

 

個別指導塾を経営するスタディカルテのアンケート調査によれば、高校生の3人に2人が学習ロスを感じているのだそうです。そして、学習ロスのうち約45パーセントが授業中に起きているとのこと。

 

この記事を読んで真っ先に頭に浮かんだのが「『学び合い』やればいいのに」だったのは、西川研出身者の性なのかもしれません。

 

公立の中学校に身を置く者として、きっと私の授業でも学習ロスは起きているのだろうなと思います。

 

同じ年齢で同じ地区に住んでいるという理由で集まった生徒たちの力はさまざまです。教科によってやる気も違ってくるし、そもそも学校の教科に興味がない生徒もいるでしょう。

 

そんな中で学習ロスを最小限にするには、やはり『学び合い』が現状一番ましなのではないかと思うのです。