思いのほか涙もろい自分へ(ハンカチとティッシュは準備しておこうね)

初対面の相手に「とっつきにくい」だの「近寄りがたい」だのなんだのかんだのと残念な印象を与えてしまいがちな私ですが、実はそれと同時に「非常に涙もろい」という性質も持ち合わせております。

 

どれくらい涙もろいかというと、全く自分と関わりのない3年生の卒業式でもうるっときてしまい、太ももや手のひらをつねっては涙をこらえるほどなのです。

 

お別れの雰囲気とか、感動的な台詞が醸し出すあの何ともいえない感じに弱いんでしょうね、たぶん。

 

先日の卒業式はなんとかこらえたのですが、今日の離任式ではとうとう涙があふれました。

 

というのも、今年度とてもお世話になった中堅やベテランの先生方がまるっとご退職・ご異動になるのです。

 

離任式ではそれでも生徒たちの前なのでなんとか抑えようと努力しましたが、その後の教職員だけの送別会では涙腺が崩壊し、後半はほとんどグズグズと涙ぐんでいました。

 

見るに見かねて近くの先生がティッシュを渡してくれたほど。

 

毎年こうやって失敗します。

 

1年前のことはすっかり忘れて、

「今年はなんとかなるだろう」とたかを括ってハンカチやティッシュを準備しないからです。

 

まぁ、そもそもフォーマルな女性の服にポケットがついていないことが多いという構造的な欠陥もあるのですが。

 

泣きすぎて目が腫れたのでまぶたが重くなり、頭もズキズキと痛みます。

 

別れって辛いんだなぁ、と毎年この時期に身をもって体感します。

 

来年の今ごろの自分へ。

悪いことは言わないから、ハンカチとティッシュは準備しておこうね。