「まじめにふまじめ」なかいけつゾロリは子どもだけでなく大人の心にも響くのだ

今朝新聞を読んでいたら、コラムにかいけつゾロリの話が出ていました。

思わず、「うわぁ、なつかし~!」とワクワクしてしまいました。

 

ネットニュースにもこんな記事が↓

www.oricon.co.jp

かいけつゾロリといえば、ゾロリがイノシシのイシシとノシシとともに修行の旅を続けながら、行く先々で問題を解決するお話。子どものころに読んだことがある人も多いのではないかと思います。

 

コラムの内容は、かいけつゾロリの公式Twitterアカウントに主人公ゾロリの語り口調で投稿される画像が「急に心理を突いてくる」と話題になっているというもの↓

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新聞記事に載っていた「良い子」「悪い子」の話は、たしかに…とうなってしまいました。

 

それ以外にも、

 

 

 

初めて知ったのですが、かいけつゾロリのキャッチコピーは「まじめにふまじめ」なのだそう。上記のツイートも、おふざけと真面目がいい具合に組み合わさって、「まじめにふまじめ」感が出ていると思います。

 

記事に載っている『かいけつゾロリ』の担当者の方のコメントも素敵です。

ゾロリはAかBかという局面で、Cを選んでくる。担当になってあらためて、既成概念から解き放たれているゾロリを心の底からかっこよく思います。一生立ち直れないような失敗をしても、本の最後では『次はこんなことしようぜ』って笑っている。こんな大人になれたらな…という思いもあるし、でもなったら大変だろうなと(笑)」

「破天荒でかっこいいゾロリを見ていると、子どもの頃に純粋に何かを追いかけていた自分を思い出させてくれるんです。大人になって日常生活を送っていると、そういう純粋な気持ちや前を向く気力って見失ってしまいがち。ツイッターを見てくださる大人の方々にとって、ゾロリが進みたい方向に一歩を踏み出すための“道しるべ”であり常に“味方”になってくれる存在であったらいいなと願っています。そして一緒にゾロリと冒険する仲間になってくれれば…」

 

主な読者である子どもだけでなく、以前読者だった大人の心にも響く内容になっている『かいけつゾロリ』。久しぶりに図書館の児童書コーナーで読んでみようかなと思いました。