「テストの平均点は60点」信仰

自身の夏季休暇はあと1日。

「こんなに休んでいていいのだろうか」とちょっと心配になります。

 

今日は久しぶりに少しだけ仕事を進めました。2学期の定期テストの作成です。

 

2学期が始まってすぐ体育祭、からの定期テストで余裕がありません。

今のうちに8割がた作っておき、直前に修正するスタイルです。

 

定期テストを作りつつ、「そういえば、定期テストの平均点は6割という不文律があったなぁ」と思い出しました。

 

中学校で勤める前は高校にいたのですが、「平均点は60点を目安に…」と言われました。

 

当時は「ふ~ん、そうなんだ」と思い、それに従って作りましたが、まぁうまくいかないんですよね。

 

60点台に収まればいい方で、場合によっては50点台や70点台になることもありました。そのたびに「あぁ、テストの作り方がダメだった…」と反省していました。

 

なぜ「平均点60点」なのか、という根本的なところを考えないまま、不毛な反省を繰り返していたような。

 

大学院に入ってから、「テスト結果が正規分布になること」「点数のばらつきが少ないこと」が、良い集団であるかどうかをはかる判断材料の一つになると知りました。

 

ただ、前回と今回のテスト結果の分布を比べてみる余裕は正直ありません。

手っ取り早く、平均点や順位に目がいってしまいます。

 

私の担任するクラスは、学習委員会が企画した家庭学習時間調査で、学年最下位を突っ走っていることが明らかになりました。

 

前回と今回のテスト結果の分布を比較して、集団として成長しているかどうか見てみたいと思っています。