FP検定で学んでいることと現実とがつながった瞬間はワクワク(贈与税・相続税編)

今日ネットニュースを見ていたら、気になる記事が↓

www.msn.com

 

相続税対策として、贈与税基礎控除(=税金がかからない額)である110万円の枠を上手に(?)使ってコツコツ生前贈与するという節税方法が、近い将来使えなくなるそうなのです。

 

贈与税の課税方法は2種類あります。

1つは年間110万円までが非課税になり、それを超える分だけ贈与税を納めるという「暦年課税」。

もう1つは、条件付きで2500万円までは贈与時に税金がかからないものの、贈与した人がなくなって相続が発生した場合に、生前贈与された分もまとめて相続税を納める「相続時精算課税制度」。

 

前者は節税対策として活用しやすいものの、後者は結局相続時にまとまって課税されるため、あまり節税にならず、それほど使われていないそう。

 

暦年課税は、その制度を知っていて計画的に生前贈与をしていた人にとってはお得ですが、知らない人は相続時にまとめて相続税を納めることになるため、損をすることになってしまいます。

 

現状、贈与するタイミングによって格差が生じていることになります。

 

政府は、こうした格差を是正するため、相続税贈与税をより一体的に捉えて課税する仕組みを検討中のようです。

 

 

FPの勉強中に暦年課税を知ったとき、「それならお金持ちは毎年110万円以内で子どもや孫に贈与していけば、相続税そんなにかからないじゃん!」と思った記憶があります。

 

お金の勉強初心者の私が思いつくようなことは、富裕層も政府も考えているのですね笑

 

学んだことと現実がリンクするとちょっとワクワクするし、学ぶモチベーションにもなるなと感じました。

 

さて、FP試験本番まであと20日

コツコツ勉強していこう。今年中にFP3級取るぞ~!