みん職・大西さんの講座のリフレクション

昨日「みん職」に入会し、さっそく昨日21時から大西正泰さんの講座「日本を救うのは起業家教育だ!」に参加した。

 

はりきってZoomをインストールしたものの、安定の機械オンチなのでちゃんと使えるのか心配だった。

 

初めてだったので今回は顔を出さずに聞くだけにしようと思っていたのだが、開始早々「聞くだけの方は名前の横に「耳だけ」と付けてもらえますか?」と主催者の方に言われ、どうすればいいんだ!?、とパニックになる私。

いろいろなところをクリックしたり、いじったりして、なんとか「耳だけ」を付け加えることができた。

 

顔を出さないと、画面には黒地に白い文字で自分の名前がでかでかと載るだけなので、ちょっと異様な感じだった。

今週末のみん職フォーラムでは、ちゃんと顔が出せるようにしておこう。

 

さてさて。今回の大西さんの講座は全3回のうちの3回目で、「町づくりと教育」がテーマだった。印象に残ったフレーズは以下の3つ。

 

①起業したのはいわゆる”クラスの中心”にいる生徒ではなかった

→始めの方に、大西さんの教え子で実際に起業をした3人の方のお話があった。3人の共通点としては、

・クラスの中心にいるような目立つ子ではなかった

・でも目的ははっきりしていた

将来どんな生徒が起業するかはわからない。興味がある子が起業家教育にアクセスできるような環境があるといいのかなと思った。

「0から1を創り出す=起業家教育」という風に大西さんはおっしゃっていたが、新たな価値を創造するという視点は持ち続けたい。学校はともすると先人たちの知識を手に入れる場になってしまいがちだから。

②子どもたちには良い失敗体験をさせたい

→「子どもたちには良い失敗経験をさせたいが、大人は気を遣いすぎてしまう」という内容は特に印象的だった。

失敗を悪いものとし、子どもに成功体験を、というのはよくある話だが、正直生きていれば失敗の数の方がはるかに多い。起業家教育を通して0から1を創り出す過程で、子どもたちが失敗し、それをどうリカバーしていくか考えさせるのが重要なのかなと思った。

一方で、起業家教育で学校と地域をつなげるのは可能だが、つなげすぎると「成功させなければならない」という意識が強くなるため、生徒の負荷が大きくなってしまうのだそう。バランスが難しい…

 

③1つの枠に当てはめることでその子の個性がわかる

→大西さんは、学校自体は悪いものだとは思っていないそうだ。学校という1つの枠に当てはめることでその子の個性がわかるかららしい。ただ、その後の選択肢があるかどうかが重要なのだという。

カリキュラムが詰め込みすぎだったり、時間で区切られたりすることで、自分でハンドリングしたいのにハンドリングできない状況は、生徒にとってはストレスになる。

生徒にある程度裁量を持たせるような授業ができるといいなと思った。

 

初めて参加したが、60分はあっという間だった。

今週末のみん職フォーラムが楽しみでならない。

過去の動画も見てみようっと。