課題チェックに力を入れるタイミング

勤務先では、例年、中2の冬に全員共通して高校入試対策のテキストを購入し、1,2年生の復習を進めることになっています。

 

冬休みの課題も「全教科単元1〜3までに取り組む」というものでした。

 

3年間分の内容が1冊になっているので、1冊でもけっこう厚みがあります。

 

1日1教科のペースでチェックをしていたのですが、他の業務に追われていたこともあり、

①3単元分やってあるかぱらっと見て確認

②チェック欄にシールを貼る

③チェック表に印をつける

という流れ作業で確認していました。

 

中には、丸つけはしてあるものの間違えた問題を解き直していないものや、全部の問題に丸がついており「本当に自力で解いたのかな?」と首を傾げたくなるような取り組み具合のものもありました。

 

ただ、特に指摘はせず、そのまま返していました。

 

放課後、同じ学年の先生方と話していて、その課題の話になりました。

 

他の先生が、最初なのでふせんを貼ってコメントを書いたり、「まずは全部×でもいいから自力でやってみよう。自分を今の実力を知るためのものなんだよ」と声をかけたりしているのを知り、「あぁ、それいいなぁ」と思いました。

 

今週はPTAの仕事や4クラス分のテストの採点などを優先したため手が回りませんでしたが、来週からは声かけやチェック方法などを工夫してみようと思っています。

 

ただやらせて放置しているだけでは教育活動とは言えません。

 

生徒たちの頑張りを認め、さらに成長していくための声かけをしなければなりません。

 

まずは、月曜の朝「どんな感じで取り組んでますか?、と隣の人に聞いてごらん?」と、互いの課題を見せ合いながら話すことから始めてみようかな。

残業後のラッキーなプレバト

プレバトが好きなのですが、木曜はなんとなく残業しがちで、あまり見ることができていません。

 

今日もPTAの広報委員会のお仕事で残業確定。

 

「今日もダメだった」と思いながら家に着き、テレビをつけたら、なんとそのプレバトをやっているではないですか!

 

今日は3時間スペシャルなので、いつもより長くやっているのでした。

 

ちょっとラッキーだったな、と思いつつも、そもそもは残業時間をなんとかしたいものですね。

図書室でおしゃべりをする生徒たちへの目から鱗の対処法

勤務先は昼休みのみ図書室を開放しています。

 

最近、図書室で本を読まずに、まぁまぁ大きな声でおしゃべりしている生徒たちが目立ちます。

 

「図書館は本を読む場所だよ〜」などと声をかけると本を探しにいくものの、ちょっと経つとすぐおしゃべりに花を咲かせます。

 

「どうしようかなぁ」と思っていたら、同じ国語科の先生が図書室に来てくれました。

 

その先生は本を選んで、おしゃべりしていたグループのところにすっと寄っていきました。

 

そして、その子たちの隣に座り、一緒に本を読み始めました。

 

特に「本読みなよ」などとその先生が言ったわけではないのですが、その後その子たちはおしゃべりせずに本を読んでいました。

 

「あぁ、生徒にしてほしいことを自分が一緒にやるという手があったか」と目から鱗でした。

 

ただ、私がその先生と同じことができるかというと難しいなぁと思います。

 

私なりのやり方を模索していかないといけないですね。

明日は始業式

明日から3学期。

今回の冬休みはゆっくり過ごせた気がします。

 

3学期に向けて充電できたので、明日は笑顔で生徒たちを迎えることができそうです。

 

3学期はスキー授業、学年末考査、修学旅行と行事が目白押しです。

 

特に修学旅行の引率は大変だと聞くので、今のうちにテスト作成や成績処理、所見など、できる仕事を進めておきたいと思います。

高田にあるおいしいお酒と古本のお店、スイミーにて

連休の中日。久しぶりにパートナーと呑みにきています。

 

東京にいたときは「とりあえず終電に間に合えばいいや」と気楽に呑んでいたのですが、田舎だと帰る足を気にしなければならないのが難しいところです。

 

さてさて。

今日のお店は高田にある「スイミー」。おいしいお酒と料理、古本とゆったりした空間が素敵なお店です。

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インスタで見つけてからというもの、ずっと「行きたいなぁ」と思っていたお店でした。

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今日のお通しは里芋のそぼろあんかけ。

お通しがおいしいお店って良いところな気がします。

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日本酒好きとしては、いろいろなお酒が30mlのミニグラスから楽しめるのが心にくい気配りだなぁと思います。

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初めて会う日本酒が多く、心躍りました。

 

古本のラインナップも、読みたいなぁと思っていた本や、思わず手に取りたくなるような本ばかり。

 

一人でふらりと訪れたくなるような、わくわくするお店を見つけて、内心ホクホク顔です。

長岡のまちなかキャンパスで高校生のおすすめ本に出会う

同じ県内で働いている教員の同期の交流会に参加するため、長岡のまちなかキャンパスに行きました。

 

まちなかキャンパスとは、長岡駅前にある学びと交流の拠点なのだそう。

 

駅前のビルの3〜5階部分に集会室や自習スペースなどが設けられています。

 

まちなかキャンパスのエレベーターを降りてすぐのところに、こんな展示が。

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高校生のおすすめの本コーナーでした。

 

本の両側には、高校の図書委員のみなさんが実際に描いた本のポップが飾られていました。

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このポップのクオリティがすごいのです。

思わず読みたくなるようなものばかり。

 

展示されていた本の中で、宿野かほるさんの『ルビンの壺が割れた』を手に取って読んでみました。

 

大学時代に演劇サークルに入っていた2人の往復書簡の形でお話が進んでいきます。

 

時間の関係で冒頭の50ページほどしか読めなかったのですが、引き込まれました。

 

今年度から図書委員会の顧問をしているので、こうした展示も参考にしていきたいと思いました。