課題チェックに力を入れるタイミング

勤務先では、例年、中2の冬に全員共通して高校入試対策のテキストを購入し、1,2年生の復習を進めることになっています。

 

冬休みの課題も「全教科単元1〜3までに取り組む」というものでした。

 

3年間分の内容が1冊になっているので、1冊でもけっこう厚みがあります。

 

1日1教科のペースでチェックをしていたのですが、他の業務に追われていたこともあり、

①3単元分やってあるかぱらっと見て確認

②チェック欄にシールを貼る

③チェック表に印をつける

という流れ作業で確認していました。

 

中には、丸つけはしてあるものの間違えた問題を解き直していないものや、全部の問題に丸がついており「本当に自力で解いたのかな?」と首を傾げたくなるような取り組み具合のものもありました。

 

ただ、特に指摘はせず、そのまま返していました。

 

放課後、同じ学年の先生方と話していて、その課題の話になりました。

 

他の先生が、最初なのでふせんを貼ってコメントを書いたり、「まずは全部×でもいいから自力でやってみよう。自分を今の実力を知るためのものなんだよ」と声をかけたりしているのを知り、「あぁ、それいいなぁ」と思いました。

 

今週はPTAの仕事や4クラス分のテストの採点などを優先したため手が回りませんでしたが、来週からは声かけやチェック方法などを工夫してみようと思っています。

 

ただやらせて放置しているだけでは教育活動とは言えません。

 

生徒たちの頑張りを認め、さらに成長していくための声かけをしなければなりません。

 

まずは、月曜の朝「どんな感じで取り組んでますか?、と隣の人に聞いてごらん?」と、互いの課題を見せ合いながら話すことから始めてみようかな。