既得権益を手放さざるを得ないとき

人間は既得権益を手放そうとしないものである。

自分の手元にあればうまい汁を吸えるからだ。

 

「改革」がなかなか進まないのも、決定権を握っている人々が自らの既得権益を守りたがり、自らの利益になるかどうかという尺度のもとに物事を考えているからではないか、と勘繰ってしまう。

 

既得権益を持つ人間がそれを手放さざるを得ないときは来るのか」

これも昨日のゼミでの私の質問だ。

 

西川先生曰く、私の時代には人々は既得権益を手放さざるを得ないときが来るんじゃないか、とのこと。

 

世の中は日々変化していく。それも最近は恐るべきスピードで。

唯一絶対の正解のない世界でただ一つの既得権益にすがって生きるのは、今はよくても将来的にはかなりリスキーな選択だと思う。

 

世の中の変化に合わせて自分自身をアップデートしていかなければならないし、必要なスキル等はその時々に応じて身に着けていかなければならない。

 

そのために今できることと言えば、普段からアンテナを高くしておくことと、自分の言葉で発信を続けること、かな。