『ココ・シャネルの言葉』(山口路子)読了

今日は本と相性のいい日みたいなので、大学の売店に寄ったついでに文庫のコーナーへ。文庫本がずらりと並ぶ棚を端から端まで眺めていると、目に入ってきたのがこちら。

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ココ・シャネルは、誰もが知る「CHANEL」の一大ブランドを築き上げたファッションデザイナーで、女性の働き方に革命を起こした20世紀を代表する人物である。

 

シャネルは「嫌悪の精神」を持ち、動きを制限するコルセットや大きな帽子、華美なドレスなど自分が嫌いだと思うものを自分の周りからなくすことにエネルギーを注いだという。

 

シャネルの言葉の一つ一つは強く、自分が弱っているときに読んだら心にぐさりと突き刺さってきそうだ。

 

●「欠点は魅力のひとつになるのに、みんな隠すことばかり考える。欠点をうまく使いこなせばいい。これさえうまくゆけば、なんだって可能になる」

●「醜さは許せるけど、だらしなさは絶対許せない。」

●「人は非常事態のなかで才能を表すものだ。」

●「かけがえのない人間であるためには、人と違っていなければならない。」

 

このように、シャネルの言葉は時に強烈だが、その分、何か新しいことをしたいとか前に進みたいと思っているときには、背中を押してくれそうだなと感じた。